来華留学生Dのブログ

2017年9月から中国山西省山西大学に留学中。中国のキャンパスライフをたまにお届けします。

旅游山西–平遥、喬家大院、壺口瀑布–

どーも!(万策尽きて日本語にもどる)

 

この半年というもの、気づけばDの暗い精神世界ばかり公開してきてしまいました。

 

dpls201702006.hatenablog.com

 

 

dpls201702006.hatenablog.com

 

モラハラ老师や現実的な書類作りの話などなど、なんか、まったく楽しそうではないよね。

 

みんなが夢見るあのキラキラな海外留学の1ページが私にもあった。きっとあった。

そこで本日は、中国留学にちゃんと楽しい部分もあったことを発信しておこうと思います。

 

まず、昨年11月に訪れた山西省南西部の様子などを。

1年間太原に暮らして思うのですが、山西って、あまり人気がある省ではなさそうな気配が。

日本でいうと茨城県あたりに近いような感じがしてしまう。そう。我が故郷・茨城となぜか同じ匂いがする。笑

そこで、山西の魅力はとりあえず発信しておきたいと思いたったわけなのです。

 

f:id:dpls:20181202174206j:plain

黄河壺口瀑布。滝がおとなしい日だったようだが、迫力十分。 

 

昨年11月といえば、中国に来て3ヶ月くらい経った頃。

日本人の留学生仲間から、バスツアーに参加しないかと誘われて、参加を決意。

陝西省との省境にある黄河壺口瀑布と、世界遺産平遥古城、そして近隣の名所を合わせて1泊2日で巡ろうというものでした。

考古学徒たるわたしは、基本、考古遺跡以外の場所には訪れないという習性をもっていますので、今回の自然名所の訪問はわたし史上では超レアイベントとなりました。

 

では、当ブログ初の試み、旅の様子を写真でお伝えしていきます。

続きを読む

最近はそうね、帰国活動しています。

好久没来!

 

どうも、3ヶ月以上ぶりの更新です…

というか、ブログ自体を全然見てなかった。そうか、わたし、ブログ書いたりもしてたしてた。

そんな感じのご無沙汰です。

 

相変わらず中国にはいるわけなんですが

まー、いろいろとやってたわけです。

 

なんつーの、帰国活動

 

留学してしばらくすると、国へ帰ってからどうすんの問題が浮上します。

おそらく、誰の身にも漏れなくふりかかります。

 

そこで、本日はDがこれまで行ってきた、帰国後のための仕込み作業についてまとめてみようかと。

 

まず、帰国後どうするか真剣に考えた

 

留学が始まってだいたい3ヶ月くらい経つと、現地の生活と文化に慣れて、自分の内面に向き合う時間ができてきます。

改めて考えると、これ留学このまま終わって帰国したあとどうなるんだろうか?と。

 

日本から飛び立つ前は、中国がいいところだったら、そのまま居付くのもいいかなーなんて、ゆるふわな考えしか持ってなかった。

もちろん、日本で博士過程に進むことはうっすら想定していたが、博士過程の抱負なんてものは無いわけで。

 

でも現実は違っていて

中国は水も空気も汚いし(健康上の危機)、情報も規制、勉強や研究を続けていくには不利な環境。

 

自然と、この留学経験を活かして、帰国してから日本に根を生やそう、となったのでした。

 

そうなると、やはり学問の道なのです。

研究職狙いで、日本で学歴を重ねよう。と

修士課程のころはついぞ決心がつかなかった決断があっさりできました。

 

日本で学生としてキャリアを積むための仕込み

 

ところが、決心ばかりではどうにもならないのが博士後期過程。

日本の大学の高額な学費。そして、学位取得後に望みの職を得るための実績。

このために、実績づくりと資金繰りを開始しました。

それらしき活動と時系列は以下のとおり。

 

 

1月 長らく放置していた以前の研究を、論文にまとめるべく掘り起こす。

危うく捨てそうになったUSBメモリの中にデータが眠ってた。

 

2月 春節で一時帰国したついでに、論文に必要な資料調査

f:id:dpls:20181201152942j:image

 挿図づくりのために中国語版illustratorCS6を購入。買い切りで299元!

 

3月   論文を学術雑誌に投稿。

 

4月 日本学術振興会特別研究員DCに応募すべく、申請書の作成。

 

5月 DC1に申請

 

6月 論文がメジャーリビジョンとなる。長らく放置していた研究のため、最新の研究を領捕出来ていない部分を指摘される。

 

8月 資料の取り寄せに時間をとられ、やっと論文の改稿を提出。

 

10月 DC1の審査結果がでる。不採用。

塞ぎ込んでいたところ、論文が条件付き採択となり、少し浮上。

 

11月 日本へ緊急一時帰国。師匠と帰国後について相談。

ついでに学会でポスター発表。

ポスターの内容を改善して論文にまとめ、新たに投稿。

採択が決まった論文の修正を終え、再提出。

 

で、今に至る

 

DC1が通らなかったことは正直とても痛かったのですが、申請書を師匠と相談しながら作成したことで、研究のビジョンを良く理解してもらえたことはプラスでした。

おかげで、博士過程に来なさいと言ってもらえたので、11月の一時帰国は我ながら英断。

やっぱり、直接顔を見て話さないと進まない話って、いくらでもある。

 

論文実績と、学会発表実績ができました。

これでDC2はもう少しマシに戦えると思います。

 

こんな感じで、なんとか2018年中に帰国後のビジョンが見えてホッとしています。

いやいや、まだ2月に博士過程入試が待ち構えているのですが。

そして出願時に提出する論文を書き直さないといけないのだけれども。

 

 

中国政府奨学金は2019年7月まで支給されるので、期間満了まで中国に滞在し、来年度後期からまた日本で苦学生としての日常…

 

正直、DC2もとれなかったらどうしようとか、悩みは尽きませんが

自分の業績だけは確かに足元を照らしてくれています。

 

 

検証:居留許可申請/延期手続き中の旅行は可能か

大家好!

 

8月上旬にたくさんのアクセスをいただきました。

ということはですよ、中国政府奨学金の最終結果が通知されたということなのでしょうね。

9月から来華される皆様におかれましては、有意義な留学生活をお過ごしください!

 

わたしのほうは中国に来てほぼ1年がすぎまして、今まさに居留許可の延期(ビザの更新)手続き中なのですが

ビザ作成中は一定期間、パスポートが公安預かりとなるんですね。

今回もきっちり3週間。

 

おそらく、9月に来華する留学生のビザ申請は、9月中旬以降、各大学で一斉に行うと思われます。

 

以前、居留許可の手続きでパスポートがとられている間、身分証が必要な活動はできないと書きました。

 

dpls201702006.hatenablog.com

同僚に住む日本人留学生(中国4年目)に聞いたので確かな情報だと思っていたのです。

でもどうにかして延期手続き中に参加したい学会ができまして、何か方法はないかダメ元で聞いてみたんです。

 すると・・・!

なんと一部できるということが判明しましたので、謹んでお知らせいたします。

 

「外国人签证证件受理回执」で中国国内の移動・宿泊はできる

 

公安でビザ申請が済むと、ビザがおりるまで↓のような引換券が渡されます。

f:id:dpls:20180819151046j:plain

外国人签证证件受理回执

これがパスポートの代わりとして使えるというのです。

 

でもなにせ中国、かなり半信半疑でしたが、

意外にできました。

 

今回試したのは

鉄道

ユースホステル

博物館

です。


f:id:dpls:20180820183423j:image
節約のためドミトリー部屋に。猫咪を連れた姑娘がご宿泊でした。

 

鉄道駅では、チケットを引き取る際に、窓口の人が判断できず、奥へ下がって(おそらく上の人に)確認してくるということがありましたが、

頭ごなしに「不行!」(ダメ、受け付けられない)などと言われることはありませんでした。

 

ユースホステルと博物館では、最初「これって身分証?」と聞かれましたが、パスポートの基本情報ページのコピーを見せることで、スッと通りました。

 

今回は上記3件だけ試しましたが、大学の外国人居留許可に詳しい職員に尋ねたところ、国内線の航空便も乗れるそうです。

 

今回は念のためにパスポートの

基本情報頁

最新のビザ頁

このコピーを携帯していましたが、ビザ頁については見せる必要がありませんでした*1

 

というわけで、

結論:

多少説明がめんどくさいが、「外国人签证证件受理回执」で鉄道と安宿はイケる。

コピーを持っておくと安心。

 

中秋節国慶節に旅行を予定されているアクティブな方々のご参考になれば幸いです。

 

*1:パスポート情報をカラーでスキャンするようなちゃんとしたホテルではその限りでないと予想されます。

人間関係に苦しんだ話をします。

很热啊・・・!

 

暑中お見舞い申し上げます!

日本は危険な暑さが続いているそうですが、山西もまあまあ酷暑で、珍しく湿気も加わり寝苦しい日が続いています。

そんな暑さの中、山西省侯馬市に行ってきました。

f:id:dpls:20180718182331j:plain

晋国古都博物館。11時半から15時まで昼休憩で一旦閉まるので注意が必要。

侯馬は、中国考古学徒の間では有名な春秋戦国時代晩期の鋳造遺跡がある土地です。

 

 

さて。

以前に、受け入れの先生が日本へ旅立った結果、心がとても軽くなったという話をしました。

 

dpls201702006.hatenablog.com

 

先生がいなくなってしばらく経ちますしたが、やはり離れて良かった。

今日は、今だからこそ思う留学先での人間関係についてのあれこれを書いてみようと思います。

 

続きを読む

お久しぶりです。HSK5級に受かりました。

好久不见啦!!

 

気づけば前回投稿から4ヶ月が経ってしまいました・・・。

3月から後期が始まり、現在はもう夏休みに突入しているのですが

この間、主に語学の授業に出ながら、ちまちまと専門関係の作業をしていました。

で、とりあえず、新漢語水平考試HSK)5級に受かり、語学関係の憂いがなくなったので、区切りとして書いておこうと思った次第です。

 

さて、このHSK、中国での勉強やビジネスをお考えの方ならば避けて通れない語学力試験ではないかと思いますので

今回から2回に分けてHSKについてまとめてみようかと。

本日は、基本的な情報をメインにお届けします。

 

◇目次◇

  • なぜHSKか。
  • HSKとはどんな試験か?
  • 中国留学に必要な語学力レベル

 

続きを読む

太原への帰還、そして気づき

好久不见!

 

山西大学では後期が始まって2週間が過ぎました。

 

めっきり暖かくなって、どうやら花粉も飛び始め…

春天来了!

 

2月は一時帰国して日本のご飯を食べてのんびりし、母校を訪ねるなどして、色々と充電できました。

そして中国へ戻ったら、前期には見えていなかった事実に気づいた。

 

あれ…なんか、解放感ハンパないぞ、と。

 

そう。1月から研究(サバティカル的なものと思われる)で日本に滞在している、中国での先生がいないからである。

先生との関係がこんなに心理的ストレスになっていたとは知らなんだ。

 

中国と、中国人と仲良くなりたい願いが強かったために認めたくなかったのですが、どうやら先生と合わないのです。

人として。

 

もちろん、合わないとはいえ、とてもお世話になっている方なのです。

留学が終わっても付き合いは続く可能性大ですし、この先はうまく距離をとって付き合っていきたいと思います。

 

しかし

このままずっと先生と近くにいたなら、中国まるごと嫌いになってしまうところだった。危ないアブナイ。

というか、意図せず先生のサバティカルと被せて留学した、この神タイミング。

 

というわけで

己の幸運に感謝して、後期は中国の好きな部分をたくさん発見すべく、アクティブに過ごしたいと思います。

 

そうそう。

3月10日あたりから、再びたくさんのアクセスをいただくようになりました。

きっと中国政府奨学金の書類審査結果が出たのでしょうね。

 

書類審査を通過された皆様、無事に面接を終えられることをお祈りしています!

留学期間の真相が明らかに

晚上好! 

 

唐突ですが

衝撃の事実が判明しましたのでお知らせいたします。

 

なんと

 

この一年は実は漢語学習期間だったのです!

 

え?いまさら??

 

いや、気づかなかった・・・

普通に専業学習期間の体で暮らしてたけど、誰にも指摘されなかったし。

 

というわけで

本当は後期が始まるまで更新せんとこーと思ってたんですが

今年から応募要項に「留学期間延長不可」の文言が明示されたことですし、誰もわたくしめの轍を踏まぬよう、あえてここに事の顛末を晒そうと思います。

 

誤解が生まれた要因

 

まず、応募時には2018年7月までの1年間で申請していました。

ただ、JW201表(最終合格通知とともに送られてくる)に記載の“学习专业期间”が2019年7月までの2年間になってました。

“补习汉语期间”が空欄だったので、思惑どおり語学学習は免れたんだと超都合よく解釈。

ここで疑問をもって確認すべきだったのですが、なまじっか先輩方から留学期間の短縮は容易にできると聞いていたために、あとで確認すればいーやと思い、放置。

 

そして半年、気ままに過ごした。

 

真相判明の経緯

 

到着後、CSC(中国国家留学基金)に対する種々の手続き・問い合わせは大学の担当者を通して行うきまりになっています。

 

が、来華してしばらくはコミュニュケーション能力が乏しかったうえに、

大学側の担当者に対して「どうやらこいつ、ぜんぜん分かってないな」 と感じる種々の出来事を経て

完全に問い合わせが億劫になってた。

だって、支給金額の間違いなどを筆頭に、いままで何一つ処理が的確だったことがない。

 奨学金支給までの攻防についてはこちら↓

dpls201702006.hatenablog.com

 

そうそう。

大学側の担当者は“国際交流学院”に勤めて留学生の事務を一手に引き受けているけれど、基本中国語しか喋ってくれません。

 

 でも、さすがに喉に刺さった魚の小骨みたいに、時折フッと気になってはいたので、冬期休暇に突入したころ、えいやっと在中国日本大使館へメールを打ってみました。

 

すると

 

あっさり

 

この一年は語学学習期間ですよと。

 

 

そう。真実はいつもひとつ。

 f:id:dpls:20180201014520j:image

真相永远只有一个!

 

己の都合のいいように勝手に解釈してはいけません。

 

で、ほぼ時を同じくして大学側の担当者からも同じ内容の微信がきた。

CSCから連絡を受けたんでしょうね。

 

D「え、どーすんの

ふつーに前期の期末試験も受けてないし*1、授業も出てませんけど」

 

大学職員「大丈夫!後期から1年間語学の授業に出れば!」

 

みたいな軽ーい応酬のあと、いろいろと相談の末、

後期半年間の語学学習のうえ、所定の検定試験をパスすれば、2年目は丸々専業学習期間として過ごして良いということになりました。

 

結果的には

思ってたよりも専業学習期間が伸びて喜ばしいんですが…

後期に長期の発掘現場に出るチャンスとか旅行の自由とかが制限されたと思うと、ちょっと複雑。

 

実は、1年半に延長したいな、とは思っていたのですが(いままでは延長できたらしいのです)…

2年までは居座るつもりなかったので(日本でキャリア積まないといけませんし)…。

 

漢語学習でクリアすべき条件

 

大学側の担当者とやりとりするうえで、漢語学習でパスすべき条件が明確になりました。

 

①授業に出て出席点を稼ぐこと

②期末の試験に合格すること

③留学終了までにHSK4級を取ること

 

最初から語学学習のつもりでいれば、全く難しくないですが

語学の授業は午前中しかないとはいえ、月金で半日しか自由がないのは辛い…。

 

HSK4級は、半年中国で暮らした今となっては簡単です。

そういえば、2018年度の募集には、「HSK4級未満で語学学習を希望する場合は(以下略)」という文言がありましたね。

進修生といえど、最低限の活動をするにはやはり4級レベルは必要ということでしょう。

このあたりはヨーロッパ言語圏に基準を合わせているようです。

まぁ…仮に基準などがないとしても

中国って、中国語出来ないと本当に危険な国ですから、あらかじめ中国語レベルは高いほうがいいです。(切実に)

 

HSKの試験対策や山西大学での語学の授業については、いずれ詳しく書こうと思います。

 

結論:

 

ちょっとでも気になったことは、しつこく確認しましょう。

 

できれば出国の前に。

 

これからCSCに応募される皆さまにおかれましては

語学学習期間や留学期間のことなど、ぜひ熟慮のうえ応募されますよう。

 

中国って、テキトーなぶん、言えば何とかなるという空気ありますが

どうにもならなかった時、とくに誰も責任とってくれませんから!!

*1:会話とリスニングがからきしだったので、听力の授業だけには出ていました。(会話は授業が終始英語で進むことに嫌気がさし、途中で切りました)