来華留学生Dのブログ

2017年9月から中国山西省山西大学に留学中。中国のキャンパスライフをたまにお届けします。

太原への帰還、そして気づき

好久不见!

 

山西大学では後期が始まって2週間が過ぎました。

 

めっきり暖かくなって、どうやら花粉も飛び始め…

春天来了!

 

2月は一時帰国して日本のご飯を食べてのんびりし、母校を訪ねるなどして、色々と充電できました。

そして中国へ戻ったら、前期には見えていなかった事実に気づいた。

 

あれ…なんか、解放感ハンパないぞ、と。

 

そう。1月から研究(サバティカル的なものと思われる)で日本に滞在している、中国での先生がいないからである。

先生との関係がこんなに心理的ストレスになっていたとは知らなんだ。

 

中国と、中国人と仲良くなりたい願いが強かったために認めたくなかったのですが、どうやら先生と合わないのです。

人として。

 

もちろん、合わないとはいえ、とてもお世話になっている方なのです。

留学が終わっても付き合いは続く可能性大ですし、この先はうまく距離をとって付き合っていきたいと思います。

 

しかし

このままずっと先生と近くにいたなら、中国まるごと嫌いになってしまうところだった。危ないアブナイ。

というか、意図せず先生のサバティカルと被せて留学した、この神タイミング。

 

というわけで

己の幸運に感謝して、後期は中国の好きな部分をたくさん発見すべく、アクティブに過ごしたいと思います。

 

そうそう。

3月10日あたりから、再びたくさんのアクセスをいただくようになりました。

きっと中国政府奨学金の書類審査結果が出たのでしょうね。

 

書類審査を通過された皆様、無事に面接を終えられることをお祈りしています!

留学期間の真相が明らかに

晚上好! 

 

唐突ですが

衝撃の事実が判明しましたのでお知らせいたします。

 

なんと

 

この一年は実は漢語学習期間だったのです!

 

え?いまさら??

 

いや、気づかなかった・・・

普通に専業学習期間の体で暮らしてたけど、誰にも指摘されなかったし。

 

というわけで

本当は後期が始まるまで更新せんとこーと思ってたんですが

今年から応募要項に「留学期間延長不可」の文言が明示されたことですし、誰もわたくしめの轍を踏まぬよう、あえてここに事の顛末を晒そうと思います。

 

誤解が生まれた要因

 

まず、応募時には2018年7月までの1年間で申請していました。

ただ、JW201表(最終合格通知とともに送られてくる)に記載の“学习专业期间”が2019年7月までの2年間になってました。

“补习汉语期间”が空欄だったので、思惑どおり語学学習は免れたんだと超都合よく解釈。

ここで疑問をもって確認すべきだったのですが、なまじっか先輩方から留学期間の短縮は容易にできると聞いていたために、あとで確認すればいーやと思い、放置。

 

そして半年、気ままに過ごした。

 

真相判明の経緯

 

到着後、CSC(中国国家留学基金)に対する種々の手続き・問い合わせは大学の担当者を通して行うきまりになっています。

 

が、来華してしばらくはコミュニュケーション能力が乏しかったうえに、

大学側の担当者に対して「どうやらこいつ、ぜんぜん分かってないな」 と感じる種々の出来事を経て

完全に問い合わせが億劫になってた。

だって、支給金額の間違いなどを筆頭に、いままで何一つ処理が的確だったことがない。

 奨学金支給までの攻防についてはこちら↓

dpls201702006.hatenablog.com

 

そうそう。

大学側の担当者は“国際交流学院”に勤めて留学生の事務を一手に引き受けているけれど、基本中国語しか喋ってくれません。

 

 でも、さすがに喉に刺さった魚の小骨みたいに、時折フッと気になってはいたので、冬期休暇に突入したころ、えいやっと在中国日本大使館へメールを打ってみました。

 

すると

 

あっさり

 

この一年は語学学習期間ですよと。

 

 

そう。真実はいつもひとつ。

 f:id:dpls:20180201014520j:image

真相永远只有一个!

 

己の都合のいいように勝手に解釈してはいけません。

 

で、ほぼ時を同じくして大学側の担当者からも同じ内容の微信がきた。

CSCから連絡を受けたんでしょうね。

 

D「え、どーすんの

ふつーに前期の期末試験も受けてないし*1、授業も出てませんけど」

 

大学職員「大丈夫!後期から1年間語学の授業に出れば!」

 

みたいな軽ーい応酬のあと、いろいろと相談の末、

後期半年間の語学学習のうえ、所定の検定試験をパスすれば、2年目は丸々専業学習期間として過ごして良いということになりました。

 

結果的には

思ってたよりも専業学習期間が伸びて喜ばしいんですが…

後期に長期の発掘現場に出るチャンスとか旅行の自由とかが制限されたと思うと、ちょっと複雑。

 

実は、1年半に延長したいな、とは思っていたのですが(いままでは延長できたらしいのです)…

2年までは居座るつもりなかったので(日本でキャリア積まないといけませんし)…。

 

漢語学習でクリアすべき条件

 

大学側の担当者とやりとりするうえで、漢語学習でパスすべき条件が明確になりました。

 

①授業に出て出席点を稼ぐこと

②期末の試験に合格すること

③留学終了までにHSK4級を取ること

 

最初から語学学習のつもりでいれば、全く難しくないですが

語学の授業は午前中しかないとはいえ、月金で半日しか自由がないのは辛い…。

 

HSK4級は、半年中国で暮らした今となっては簡単です。

そういえば、2018年度の募集には、「HSK4級未満で語学学習を希望する場合は(以下略)」という文言がありましたね。

進修生といえど、最低限の活動をするにはやはり4級レベルは必要ということでしょう。

このあたりはヨーロッパ言語圏に基準を合わせているようです。

まぁ…仮に基準などがないとしても

中国って、中国語出来ないと本当に危険な国ですから、あらかじめ中国語レベルは高いほうがいいです。(切実に)

 

HSKの試験対策や山西大学での語学の授業については、いずれ詳しく書こうと思います。

 

結論:

 

ちょっとでも気になったことは、しつこく確認しましょう。

 

できれば出国の前に。

 

これからCSCに応募される皆さまにおかれましては

語学学習期間や留学期間のことなど、ぜひ熟慮のうえ応募されますよう。

 

中国って、テキトーなぶん、言えば何とかなるという空気ありますが

どうにもならなかった時、とくに誰も責任とってくれませんから!!

*1:会話とリスニングがからきしだったので、听力の授業だけには出ていました。(会話は授業が終始英語で進むことに嫌気がさし、途中で切りました)

前期をふりかえって−来華から寒假開始まで−

吃饭了吗?

 

中国語で「ご飯食べた?」は挨拶です。餓えていないか心配しているわけではありません。

飢えるといえば、農村部の貧困が問題視されている中国です。日本にも最近こんなニュースが・・・

headlines.yahoo.co.jp

 

中国人民の血税で生活する者としては感慨深く見てしまいます・・・。

 

というわけで、中国の皆様から三食昼寝付き(文字通り)の生活をいただいて 半年、前期を終えて寒假(冬休み)を迎えました。

春節を前にして、山西に来てからの5ヶ月を振り返っておこうと思います。

 

 

忙しい人が読むような記事では全くありませんが、目次をおいてみました。↓

  • 「90后」の若者たち
  • 漢語学習の進捗状況
  • 食生活
  • 研究のこと
  • 反省点

 

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中国政府奨学金 面接試験の流れ

 大家好!(ネタが尽きた)

 

書類申請が終わると、最も懸念される事項は面接試験の内容だと思います。

 

 今年度の面接選考は2018年3月23日(金)です。

会場は昨年と同様、汐留にあるJassoの建物。

詳しくは2018年度の募集要項をチェック↓

中国政府奨学金 | 中国 | 外国政府等の奨学金 | 海外留学のための奨学金 | 海外留学支援サイト

 

今回は2017年度の面接の流れをお伝えしようと思います。

※あくまでも過去の内容です。

 

目次

  •  1)面接の流れ
  • 2)面接官の顔ぶれ
  • 3)放松!(アドバイス

 

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2018年度中国政府奨学金留学生の募集が開始しました。

大家好!(無難に)

 

やっと今年度の中国政府奨学金留学生の要項が開示されましたね。

書類申請や面接の時期もそうですが、最初の申請段階からオンライン申請になったりと、様々な変更があるようです。

今年度の要項はこちら↓

中国政府奨学金 | 中国 | 外国政府等の奨学金 | 海外留学のための奨学金 | 海外留学支援サイト

 

応募に必要な書類についてはだいたい昨年度と同じですが、

大きく違うことといえば研究計画書の分量指定が解除されていますね。

しかも「中文または英文でできるだけ詳細に」という何ともボヤッとした指示。

とはいえ、「自由にどうぞ」と言われると不安になるのが世の常・・・

参考までに、昨年度応募時の要領については前回記事をご覧ください。

dpls201702006.hatenablog.com

 

 それから、外国人体格検査の提出期限、おかしくね?

書類の締め切りや面接は3週間ほど遅くなったのに、体格検査の提出は早まったというミラクル。

面接が3月23日で体格検査の提出が29日ということは、面接より先に体格検査を受けろということですね・・・。

3月中旬に書類の合否が届き、そこから体格検査をすませ、上京して面接・・・

うん。ハードスケジュール。

 

また

昨年度の採用者的に気になるのは、種々の規定が明示された点です。

①住居手当金額(本科・碩士・普進:700元/博士・高進:1000元)

②留学した際に加入する保険の名称

奨学金受給期間延長不可

 

住居手当、結構もらえるんだ・・・とは思いましたが、

問題は③でした。

例によって周囲からの過去の情報ですと、1年間で申請していても留学中に1年半に延長するとか、そういうことができたらしいのです。

中国はいろいろとテキトーなぶん、こういうことに関しても割とゆるいんだなと思っていましたが、これからは少しきっちりするということでしょうか・・・。

 

正直、今年度の修正項目がすでに留学している者にも影響するのではとヒヤヒヤしているDでございます。

何らかの被害を被りましたらこちらにてご報告させていただきますので。

 

 

それでは

今年度応募者の皆さま、合格をお祈りしております!!

 

中国政府奨学金留学生応募の要領(2017年度募集時)

你们好!(ちょっと親しげに)

ちょっとアクセス数が伸びたので調子こいてますー

知ってる。そろそろ中国政府奨学金留学生の募集の時期だからですよねっ♡

 

しかし・・・今年度の中国政府奨学金留学生、なかなか募集が始まりませんね。

募集要項が開示されてから更新の予定だったのですが、ひと足早く昨年度わたしが応募した時の要領をお伝えしたいと思います。

csc(中国国家留学基金)での中国留学を希望される皆様におかれましては、万全の準備にて応募されますよう。

大丈夫、そんな難しくないから!

 

2018年度募集要項はこちら↓

ryugaku.jasso.go.jp

 

そして忙しい方のための目次。↓

  • 1)留学生の種類
  • 2)普進と高進の違い
  • 3)応募書類
  • 4)録取通知(受入承諾書)は必要か?
  • 5)研究計画書

 

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自分って、不意に見つかるときがある。

新年好!

 

2018年の元旦ですが、やっぱり正月感はありません・・・

しかし昨日はこちらでお世話になっている先生のお宅に呼ばれて、日本の家庭料理を数品作らせてもらいました。

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筑前煮、生姜焼き、味噌汁・・・なにより先生のご家族が用意してくれた菜が豊富で、心とお腹がほっこり満たされた。

わたしが食べたいものを勝手に作らせてもらった結果、昆布と鰹で出汁をとった味噌汁は「奇妙なスープだな」と思われたみたいでしたが、「这是日本的味道!」(これが日本の味です!)と言い張りました(笑)

 

 

さて、そんなここぞというタイミングで、センチな自分語りしちゃおうと思います。

苦手な方はレッツスルー。

来華から4ヶ月経ち、ちょっと自分を見つめる余裕が出来たら、カナシイ事実に気づいてしまったというお話です。

 

中国に来てもわたしは私だった。

 

留学したらワンステップUPしたジブンになれるとか、そういうマジカルなことはマジでありませんでした。

 

いや、出来るようになったことはいろいろありますよ

片側5車線ぐらいの大通りを信号じゃないところで平気で渡れるようになったし、中国語の聞き取り能力も少しは身についたし、白酒も中国スタイルで飲めるようになりました。

 

ただ、人間的に劇的に成長したとか、根暗が根明になったとか、体質が改善してお肌ツヤツヤになったとか、隠れていた何らかの潜在能力が開花したとか、フィクションにありがちな感動展開はマジでなかったです。

 

我就是我。

 

そう。私は孤独を愛する人間だった。

 

わたしだって、いい年して「留学」というワードに薔薇色の何かを期待してたんです。

中国人の友達100人作って、中国語コミュニケーションもメキメキ上達☆みたいなのも悪くない。

そして国を超えた熱い考古学談義…!!

 

でも、いかんせん友達の作り方がわからない。

 

日本で友達が大勢いるような人なら、やがて中国人の考え方を理解して自然と友達も増えるんでしょう。友達多い人の周りに類友の社交的な人が集まりますしね。

でも、わたしの半生を思い出す限り、ずっと交流し続けているような友人は、部活で一つの目標に向けて一緒に戦った仲間とか、研究室の艱難辛苦を、罵り合いながら共に乗り越えた仲間とかでした。

逆に、友達になろうと言って近づいて、週末にアミューズメントに興じていたような仲間とは長続きしなかった。

 

長年、研究室とバイトで忙しくしていたお陰で無趣味だから、趣味の話題もない…

 

現在、中国では研究室などというような学生の集まる空間も特になく、同じ先生についている院生と周ニで顔を合わせるくらいなので、連帯感がまるで生まれない。

そして中国人は外国人にあまり興味がないし、中国語が下手な外国人は嫌厭される。

それに授業期間中は皆忙しい。日本の大学院生のように教授の仕事が忙しいのではなく、授業が超ハードスケジュール。

 

というような環境で、あんまりグイグイ親交を深めることもできず、結果的に日本にいた頃と同程度にひとりで過ごしてます。

 

もともとひとりの時間が好きで、飲食店でのおひとり様も全く抵抗ない人間です。

ひとり映画とひとり旅が心の癒し。

合宿などで集団生活が2泊を超えると独りになりたくてしょうがない。

 

日本で孤独を追求してた奴が中国に来たくらいで急に友達100人できるはずなかった。

人って、どこに住んでも食べるものが変わっても喋る言葉が変わっても、そう簡単には変わらないんですね。

むしろこれだけ環境が変わったのに一点たりとも変わらない自我に吃驚だわ。

 

そう。自分がどんな奴だったか、目の前に突きつけられた。

これもまた、自分探しの旅♡とかいって皆がこぞって探してる「自分」なのではないだろうか。

 

頭ではわかってました。中国にくる前から。

 

とはいえ、自覚していたつもりでも、孤独でいることに少し恥ずかしさを感じたりもしていたんです。やっぱり。妙齢の女ですから。

 

しかし、これからは開き直って、孤独のグルメやプレイやホビーを追求していこうと思います。

 

それにしても

異国の地で孤独だと少し心細いから

まずは新しく趣味を見つけるところから始めようかな。

 

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